独学でウェブデザイナーになるための最短の勉強方法

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ウェブデザイナーになるためには、ある程度の勉強が必要になるわけですが、
どうやって学ぶかというのは結構大きなファクターで、
独学で学ぶ!と意気込む人と、時短を優先してスクールで学ぶ!と考える人と、2通りにわかれますよね。
 
今回は、あくまでわたしがウェブデザイナーになるためにしてきた勉強法にはなりますが、
独学で学びたい!と思うあなたのために、わたしが経てきた勉強方法を元に、
最短でウェブデザイナーになるために、どうやって勉強すべきかをテーマにお伝えしたいと思います。
 
 

独学とスクール、どっちが良いのか


 
結論からいうと、独学でもスクールでも、どちらでも良いです。
 
わたしの周りのデザイナーから聞く話によると、よくある大手の「ウェブデザイナーになるための学校」に行っても、ウェブデザイナーとしてのスキルは手に入らないそう。
◯ヶ月でウェブデザイナーになる!なんていうフレコミを見ることもありますが、◯ヶ月で◯キロ痩せるというのと同じ感覚だそうで…
本当のところは定かではありませんが、スクールに行ったからといって、必ずしも数ヶ月でウェブデザインが身に付く訳ではないという話はよく聞きます。
 
 
私自身、スクールには行ってません。
でも、本を買ったりして独学をかじったのち、現役デザイナーに教えてもらう(オンライン)という選択をとりました。
 
理由は、すべてを独学でやる自信がなかったことと、何が必要かもわからない状態で勉強したら、膨大な時間がかかると思ったからです。
 
結果、現役デザイナーから直伝されたウェブスキルは、本には載ってないことがほとんどだし、高額だったけど、その選択は間違ってなかったと思ってます。
 
 

どちらが良い悪いじゃなくて、やり方が大事


 
じゃあやっぱり独学はダメなんじゃん!って思ったあなた。
諦めるのは時期尚早、そうではないんです。
 
 
独学といっても、何を勉強すれば良いのかがわからないのが問題で、
例えばフォトショやイラレの辞書のように分厚い本を買って勉強しても、そのほとんどは、ウェブデザインの現場では使わないものだったりします。
だけど市販の本には、実際の現場では使わないような細かいテクニックばかりを追いかけてるものが多いので、
それを学んだところで、実際には生きないスキルになるわけです。
 
 
声を大にしていうことでもないけれど、
実際にデザインに従事しているわたしも、フォトショの使い方を網羅しているわけではないし、
イラレの使い方を熟知しているわけでもありません…(笑)
 
だから、学ぶべきことがわからないと、ほんまに時間の無駄になってしまうってことなんです。
もちろん、知らないよりは知ってる方が良いのは明白だけど、
ウェブデザイナーになることを前提とした勉強という意味では、不要な知識も膨大にあるんですよね。

 
 
というわけで…
そこを回避することができれば、ウェブデザインの勉強が独学であろうとなかろうと、大した問題ではないというのが私の結論です。
 
 

独学でウェブデザイナーになるために勉強すべき項目はコレだ!


 
実際にやっている今なら、ウェブデザイナーにとって勉強すべき、外せないチャプターはわかります。
 
これさえわかれば、ある程度のデザインはできるはず。
そのポイントをお伝えします。
 

<その1> 文字の間隔

文字は、必ず調整します。
あいてるところ、詰まってるところが存在するからです。
まとまりのないバラバラの文字は、かっこ悪いのです。
文字の間隔をわざとあけて高級感を演出するなど特別な目的がある場合をのぞいて、間隔が空いてる文字間はないか、入念にチェックしましょう。
 

<その2> 色の使い方

ひと昔前のウェブ上では、青、緑、赤など、原色のみを使ったページも数多く存在していましたよね。
その名残なのか、ひとつの画像の中に、緑と青、赤と青など、何も考えずに組み合わせてしまう人がいます。
 
例えばこんな感じ。

 
大げさにやってますが、”色”を知らないと、案外こういう感じを普通に作っちゃう人は多い(笑)
 
色には色相環というものがあります。
色の3属性というものもあります。
Google先生に聞けば膨大な量の情報があるはずなので、ここでは詳細は説明しませんが、
この辺は超必須知識なので、覚えておくと良しです。
 
配色を考えるときに役に立ちます。
 
 

<その3> 余白を守る

 
上下、左右、画像と画像の間隔など、
画像の中に余白がない「画像」はありません。
 
わかりやすく大げさに言いますが、
上が2センチ、下が1センチ、左側が5ミリ、右側が1ミリの余白を設けたとしたら、
ちぐはぐになって、かっこ悪くなります。
 
余白にも与えるイメージがあって、
あけると高級感が出るし、目を休めるクッション的な役割もあります。
 
目に入るものほとんどにデザインがあるわけですが、
それらを見てみるのも、勉強です。
 
パッと見て何も感じない、何も考えないのなら、、
デザイナーとは言えないかもしれません。
 
 
なんでここはこの色を使っているんだろう、
どうしてここは、この位置配置にしたんだろう、
そんなことを考えながら世にあるデザインを見て感じる。
 
それが一番の勉強なんじゃないかと思います。
 
実際、良いと思うものは写真に残し、PCであればキャプチャに残します。
そして自分なりのイメージ別にカテゴリ分けしてまとめてあります。
 
そうしてデザインのコツを自分で蓄積していくのが
早くデザインを攻略するポイントです。
 
 

まとめ

 
要は、文字間と余白、色の相性を知ること。
この3つで、ある程度のものは作れるようになります。
 
あとはどれだけ完成されたデザインを見て、何を感じるか、そしてなにを吸収するかにかかってるといっても過言ではありません。
 
 
イラレやフォトショの使い方を極めることに走ってしまう人が多いのですが、
実際はそんなことはある程度でよくて、
どこを目立たせる必要があるのか?という視点や、色のイメージを知ることの方がよっぽど大切です。
 
 
独学でウェブデザイナーになるためには、
ソフトの使い方はある程度でOK。
あとはプロジェクトをこなしていく中で、いろんなスキルは勝手に身につきます。
 
 
デザインに必須なのは、
センスではなくバランスです。
色にしても配置にしても余白にしても、バランスが全てです。
 
 
よーく覚えておいてください!!